虫歯菌がお口に入っている状態で、汚れなどを放置していると、虫歯になります。
「虫歯の原因菌が酸をつくり出し、歯のエナメル質を溶かしてしまうこと」これが虫歯の始まりです。

虫歯が進行すると、象牙質や歯髄（歯の神経）を溶かし、強い痛みなどを感じるようになります。また、歯に穴が空いたり、歯の根っこしか残らなかったり、歯の神経を取る可能性が出てきたりします。

虫歯は放置しても治るものではありません。出来るだけ小さいうちに治療を行うようにしましょう。

当院での虫歯治療は「なるべく削らないこと」「痛みが極力少ない中で治療を行うこと」を心掛けています。

これはお子さんも成人の方も同じです。削らなくて済むようであれば、なるべく削らずに経過観察を行います。
また、処置時に麻酔を行う際も表面麻酔に加え、麻酔針の太さが最も細いものを使用することで、麻酔時の痛みを極力抑えます。

お子さんへは「フッ素塗布」を、成人の方へは歯周病予防と併せた「定期メンテナンス」を虫歯治療の基本としています。

歯茎が下がって象牙質が露出している様子

知覚過敏と虫歯は症状がとても似ています。エナメル質がすり減る、加齢や歯周病により歯茎が下がるといった原因で象牙質が露出することで「歯がしみる」などの神経の症状が出てきます。

当医院ではすり減ったエナメル質に詰め物をしたり、知覚過敏用のコーティング材を塗布するといった処置を行い、神経症状を緩和させていきます。